太田 敏彦
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突然ですが、あなたはこの1週間でさつまいもを何回食べましたか?
もしかしたら「ここ1ヶ月以上食べた記憶はない」という方もいるかもしれません。
ぼくはというと、ほぼ毎日食べています。
律儀にスーパーに買いに行ってます。
おかげで銘柄にも少しだけ詳しくなりました。
ただ、さすがに毎日買いに行くのも少しずつ手間になってきてもっといい方法はないか?と考えていたら、ネットで焼き芋機を発見!
ということで、今回はタイトルにもある通り、ダイエットにはさつまいもがおすすめという内容に加えて、焼き芋機のレビューや、間食・おやつのときのおすすめの食べ方などをご紹介していきます。
なぜダイエットにさつまいもがいいのか?
さつまいもは食物繊維が豊富
さつまいもが食物繊維が豊富というのは、あなたも聞いたことがあるかもしれません。
しかし、さつまいもに含まれる食物繊維の実際の量は、100g中2.3gです。
ちなみに、ごぼうなども食物繊維がたくさんあるイメージですが、ごぼうは100g中、食物繊維が6g含まれています。
数字だけで見ると意外と少ないんですよね。
ただし、例えば、ごぼうとさつまいもをいざ100g食べるとなるとどうでしょうか?
ちなみに100gがどのくらいの量かというと、市販で売っている焼き芋1本でだいたい200g〜大きいもので300gといったところでしょうか。
そう考えると、ごぼうを100g食べるのはいかに難しく、さつまいもを100g食べるのはいかに簡単か気づいていただけるはずです。
だから、結果として、さつまいもは食物繊維を効率的に摂れる食品なんですね。
また食物繊維も大きく分けると2種類あります。
『不溶性のもの』と『水溶性のもの』です。
さつまいもの食物繊維は前者のほうが多く、そのため消化吸収されずに大腸まで届く特徴があります。
それによって腸のぜんどう運動を活発にしたり、腸内環境を整えたりする効果が期待できます。
さつまいもは大腸がんの予防効果まで確認されている、まさにお墨付きの優秀食品です。
さつまいもはカロリーが思っているより断然低い
焼き芋などは、甘みがとても強いために、多くの人に好かれています。
その甘さゆえに、カロリーが高いから、あまり食べない方がいいのでは?と考えている人も少なくありません。
しかし、ご飯と同じ量を比べたときのカロリーは、実はさつまいもの方がわずかに低いんですよ。
焼き芋200gで約320kcal、ご飯200gで約330kcalです。知ってましたか?
カロリーが低い上に、食物繊維はご飯よりも多く、またビタミンやミネラルの栄養素でもさつまいもに軍配が上がります。
そして、同じ量を食べた時の満足度もさつまいもの方が高いでしょう。
先ほどお伝えした通り、焼き芋1本で通常サイズで250g程度です。
ご飯の250gというと、中茶碗1杯で約150gなので、中茶碗の場合であれば、少し大盛りにした感じでしょうか。
お腹に溜まる感覚や満足度で言えば、決してご飯に引けをとらないために、その上カロリーが少ないことも考慮すると、ダイエットには最適ですよね。
ダイエットしたいなら、おやつや間食には焼き芋がおすすめ
なぜおやつや間食に焼き芋がおすすめなのかというと、手軽さと、甘さのわりに血糖値が上がりにくいからです。
以前は、焼き芋というと、秋の味覚の代表的な食べ物でした。
しかし、最近では多くのスーパーで焼き芋を一年中売っているのをご存知ですか?
健康ブームの影響もあり、真夏でも焼き芋が置いてあるところがとても多いんです。
ぼくも、ここ数年は真夏だろうが関係なく、焼き芋をよく買っています。
健康効果は上に話した通りですが、少し追記すると、さつまいもは、食べても急激に血糖値があがりにくいんですね。
グリセミック指数という数値があります。
糖質がどれだけすぐに血糖値を上げるかを測る指数で、高いほど血糖値を急激に上げる指標です。
さつまいもは、他の炭水化物(糖質)と比べても、56とかなり低い数値になっています。(ちなみに白米は70くらいです)
そういった点も、間食やおやつに『さつまいもがおすすめなポイント』になります。
焼き芋機を買ってみた!そのレビューを徹底公開‼︎
ここまで書いて、どれだけぼくが焼き芋好きかわかっていただいていると思います。
毎日食べているということは、毎日買いに行っているわけですが、さすがにそれも少し面倒なので、焼き芋機を買ってみたんですね。
詳しくはこちらの動画をご参考ください。
(動画では、糖質制限ダイエットと絡めて見解を述べているので、そのあたりもご参考いただけると嬉しいです)
で、買ってみて正直な感想をいうと、『すごくいい』です。
これにタイマー機能で自動的に電源が切れるのであれば、『最高!!!』となったかもしれません。
しかし、これでも十分ですね。
なぜ炊飯器が一家に一台あるのに、焼き芋機はないんだろうと真剣に考えてしまいました。(笑)
焼き芋の方が健康効果高いのに!
焼き芋機をかってさつまいもを調理できるメリットはご想像の通りです。
・入れて電源スイッチだけなので、手間いらず
・わざわざ焼き芋を買いに行く手間が省ける
(さつまいもであれば、ある程度まとめ買いで対処できる)
・『さつまいも』の方が『焼き芋』より安い(ことが多い)
といったところでしょうか。
焼き石などを使って、自宅でも本格的に作れるものもありますが、管理などの手間を考えたら、こちらでいいかと。
実は焼き芋はあえて冷やした方がダイエットにもいい
焼き芋は寒い時に、アツアツを食べるのが王道ですよね。
しかし、実は冷やした方がアツアツを食べるよりも、もう一つ健康効果がアップできるんですよ。
それは、レジスタントスターチが増えるということ。
さつまいもには、でんぷんが含まれています。
一度加熱されたでんぷんが、再度冷やされることによって、再結晶化されて消化されにくい構造に変わるんです。
これがレジスタント(消化されない)スターチ(でんぷん)です。
消化されないで大腸に届くため、それによって腸内環境を良好にする効果が加わるんですね。
最近では、冷やし芋として売られていることも多いので、ぜひ試してみてください。
もちろん楽しみ方は人それぞれなので、好きな食べ方で食べるのが一番です。
焼き芋(さつまいも)を食べること自体がとても健康的な選択になりますので、飽きないように一つの選択肢として覚えておいてください。