自宅で筋トレをするときこんな間違いをしてませんか?

自宅で筋トレをするときにやる間違いパターン
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太田 敏彦

【全米スポーツ医学協会公認のパーソナルトレーナー】【動作改善のスペシャリスト】 順天堂大学スポーツ健康科学部卒業。 卒業後、身体をより良くするためには、なぜ人の身体が壊れるのかを知らないといけないと考え、オリンピックトレーナーの治療院で経験を積む。 その後独立。 そういった経験から、ただ魅せる身体作りをするのではなく、『スタイリッシュでかつ動ける身体』づくりをサポートするため、パーソナルトレーニングやセミナー活動、当サイトFit Axisメディアを運営している。分かりやすいトレーニング指導とコンディショニング整体を組み合わせる効率的なパーソナルトレーニングセッションや、豊富な事例から導き出されたセミナーが実践的だと好評。過去には最大700名の前でのセミナー実績がある。

新型ウイルスの影響で、日々の運動量が減っているため、自宅で筋トレを始める人も多いと思います。


筋トレは、筋肉をつけるだけではなく、免疫力のアップや、脳の認知機能も高まるため、生産性アップにもつながります。


さらには、食欲をコントロールする効果もあるため、筋トレはこの時期に必ずやっておきたい運動手段の一つです。


そこでここでは、自宅で筋トレをする人がよくやってしまう間違いパターンをご紹介した上で、より効果的にトレーニングするためにはどうしたらいいのか3つのポイントをお伝えしていきます。


このコロナ時代、正しく筋トレを取り入れて、健康的に生活していきましょう!

自宅で筋トレをする人がやってしまう間違いパターン

トレーニングを始めるとき、なぜYoutubeやブログから自分ができそうなトレーニングメニューを探してはいけないか知っていますか?


筋トレをやっている人の中には、腕立て・腹筋・背筋を〇〇回やるようにしている人もいますが、なぜこのトレーニングのやり方がいけないのか知っていますか?


これらの間違いは筋トレをする上で、よくやってしまいがちな間違いパターンです。


筋トレは、正しくやれば、健康的な身体を作るには、とてもすばらしい運動手段です。

しかし、一方で間違った理解のまま、一生懸命間違ったトレーニングをしている人が多いのも事実です。


そして、筋トレで一番やっかいなことは、間違ったトレーニングをしても、なかなか気づけないということです。


間違ったやり方でトレーニングをしたら、すぐ怪我をするのであれば、とてもシンプルで誰にとっても分かりやすいのですが、身体は良くも悪くも丈夫ですので、そんなことはほとんどあり得ません。


いえ、むしろ間違ったトレーニングをしていても、限界までトレーニングをしていれば、筋肉に効いている感じがして、いいトレーニングができたと思うかもしれません。


もし筋トレをすれば、必ずみんなが効果を得られるのであれば、今ごろもっと理想の身体を持っている人があふれているでしょう。



そこで、筋トレで効果を出すための3つのポイントを以下でご紹介していきます。


この3つのポイントを実践することができれば、怪我をしないでトレーニングができるどころか、理想的な身体を作ることも、短い時間でトレーニングの効果を出すこともできるようになります。

トレーニングで効果を出す3つのポイント

自分の身体にあったトレーニングをする

自分の身体にあったトレーニングをすることはとても大切です。


例えば、もし自分の体力に見合っていない負荷をかけていたら、正しくトレーニングができなくなり、ケガをしてしまいます。


また、柔軟性がなかったり、身体を正しく使えていないのに、無理にトレーニング動作をしたら、それもケガをしてしまいます。


ですから、自分の身体や体力レベルにあったトレーニングを選ぶということは、トレーニングをする前段階でとても大切になります。


ここでひとつ気をつけなければいけないことがあります。

それは、自分の体力レベルにあったトレーニングを選ぶためには、『自分の体力レベルを知ること』、そして『自分には、どのメニューが必要なのか』正しく選べなければいけません。



それを聞いて、「ちょっと難そうだな」と思いませんでしたか?

確かに、自分の体力レベルを見極めて、必要なメニューを判断するのは、少なからず経験が必要になります。


理想を言えば、専門家に相談するのがベストです。

しかし、全ての人が、正しい知識を持ったトレーナーに相談できる環境にあるとは限りません。


ですので、ここでは、一つだけ大切なことをお伝えしておきます。


それは、トレーニングをやる前に「なぜそのトレーニングを選んだのか」ということを考えてみてください。



例えば、スクワットひとつとっても、スクワットはいいトレーニングだからといって、ただなんとなくやっている人と、年齢を重ねても股関節を使えるようにスクワットをやっている人とでは、同じトレーニングでもフォームが全く変わってきます。



ぜひ、自分はなぜそのトレーニングを選んだのか、ということをやる前に考えてみましょう!

正しい動作でトレーニングをする

2つ目のポイントは、当たり前のように聞こえるかもしれません。

トレーニングというのは、そもそも身体に負荷をかけることなので、正しくやらないと、効果は出ないですよね。


ただ、当たり前のようにも思えますが、ここでも一つ見落とされがちなポイントをご紹介します。


それは、トレーニングの正しいやり方を知っていても、それで正しい動作ができるとは限らないということです。


これは意外と見落とされがちなんですよね。


「自分は正しいやり方を知っているから大丈夫」
「いつもちゃんと効いている感じがするから、間違ってはいない」


そう思っている人は多いように感じます。



しかし、正しいやり方を知っていても、トレーニングをする人の身体が硬かったり、間違った使い方のクセがあれば、身体にとって正しい動作をすることはできません。


また、仮に効いている感じがしても、間違ったやり方でも、回数をたくさんやれば、効いている感じはしますよね。



ですから、「正しいやり方」だけではなく、「どうなってしまうと間違いなのか」「なぜそのメニューが自分には必要なのか」など、色々な視点でトレーニングを知っておく必要があります。



そういうのを知らないと、そもそも自分がやっているフォームが正しいかどうかを判断することもできませんし、迷いながらトレーニングをすることになってしまいます。


それだと効果が出ないので、そうなってしまわないためにも、「自分は本当に正しくできているのか?」と、自分のフォームをなるべく確認するようにしましょう。

トレーニングメニューを更新しながら継続する

さいご3つ目のポイントです。

ここでは、「トレーニングを継続する」のではなく、「メニューを更新しながら継続する」としました。


なぜかというと、同じトレーニングを、ひたすら継続している人も多いんですね。


ほとんどん人にとって、トレーニングメニューをその都度考えるのは大変です。


また、そもそもどうやってトレーニングメニューを変えていったらいいか分からないといった声も多く聞きます。


ただ、だからと言って、同じメニューを同じようにやっていては、身体も慣れていて、トレーニング効果がなくなってしまいます。


つまり、トレーニングをする意味がなくなってしまうんですね。



本来であれば、トレーニングメニューは、この動作が正しくできるようになってから、これをやった方がいい、といった「レベル・段階」があるので、一つずつ段階的にレベルを上げていくのが、一番効果的です。


ただ、一般の人だとそこまで意識してできる人はほとんどいないでしょう。


ですので、例えば「1週間に1回は、何か一つでも違うメニューを取り入れてみる」といったシンプルなルールを取り入れて、ふだんと違う刺激をいれるということを、ぜひやってみて下さい。


違うメニューをやることによって、何かしら身体も反応(適応)してくれますし、また、普段のメニューに戻ったときに、新鮮に取り組むことができるようになります。


いずれにしても、継続するのはとてもいいことですが、同じメニューばかりやるのは、身体にとっては、決してプラスになるわけではないので、そこだけは気をつけてください。

自宅で健康的なトレーニングをしていきたいあなたに

Toshi
さて、いかがだったでしょうか。ここまでトレーニングで効果を出すための3つのポイントをご紹介しました。とてもシンプルですが、決して簡単というわけではありません。もし自分にできるか少し不安といった方に、おすすめの自宅でできるプログラムをご紹介しています。興味あれば、ぜひ確認してみてくださいね。

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【全米スポーツ医学協会公認のパーソナルトレーナー】【動作改善のスペシャリスト】 順天堂大学スポーツ健康科学部卒業。 卒業後、身体をより良くするためには、なぜ人の身体が壊れるのかを知らないといけないと考え、オリンピックトレーナーの治療院で経験を積む。 その後独立。 そういった経験から、ただ魅せる身体作りをするのではなく、『スタイリッシュでかつ動ける身体』づくりをサポートするため、パーソナルトレーニングやセミナー活動、当サイトFit Axisメディアを運営している。分かりやすいトレーニング指導とコンディショニング整体を組み合わせる効率的なパーソナルトレーニングセッションや、豊富な事例から導き出されたセミナーが実践的だと好評。過去には最大700名の前でのセミナー実績がある。